皆さん、こんにちは。
売買2課の渡邊と申します!
今回は住宅ローンを組んで家を購入しよう!と考えている方々に、
住宅ローン減税(控除)についてお知らせさせて頂きます。
【住宅ローン控除の概要】
住宅ローン控除とは、住宅ローンを使って住まいを購入する方の負担軽減を目的とした制度で、年末の住宅ローン残高の0.7%が、その年の所得税(住民税)から控除されます。控除期間は10年~13年と長く、トータルで数百万円の税金が戻ってくる、とてもメリットの大きな制度です。
【2024年の改正内容】
①ローン残高上限額が最大1,000万円引き下げられる。
下表の通り、「居住年」が2023年の場合と2024年以降の場合で、ローン残高の上限額が最大1,000万円引き下げられ、結果として控除額も下がることになります。
②省エネ基準に満たさない新築住宅は住宅ローン控除の対象外
2024年1月以降に建築確認を受けた新築住宅で住宅ローン控除を受けるためには、省エネ性能が必須となります。
③中古住宅は引き下げなし。ただし、控除期間は一律10年
一方、中古住宅を個人から購入した場合は、下表の通り、居住年に関係なく住宅ローン控除が受けられますが、控除期間は一律10年となります。
また、新築では4区分あった省エネ性能が「認定住宅等」と「それ以外」の2区分となります。つまり、省エネ基準に適合した住宅なら、認定住宅と同様の控除が受けられるようになります。
上記以外にも、細かい要件等はございますので、国土交通省のホームページ等をご覧ください。
ポイントとして、現在の世の中の物価高の影響も受けて新築住宅はもちろん、中古住宅の価格も軒並上がってきている傾向にあります。
上記の住宅ローン控除を上手く活用するためにも、今年あと3カ月ございますので、いつでも良いよ!と思っている方は、早く探し始めることをオススメ致します!