最近巷を賑わせている「為替」について不動産を交えたお話をしようかと思います。
よく最近のニュースで「為替介入」という言葉が多くなっています。
これはすごーく簡単に言うと、日本国が持っている「ドル資産」を売って、「円」を購入するということです。
そうすることで、市場に出回っている日本円が少なくなって価値が上がり、今度はドルが市場に出回るので価値が下がります。
？？？ ドルを売って円を買う？
あまりよく分からないかもしれませんが、我々が持ってる円というのは海外の方も所有することができます。また、我々もドルを持つことができます。
お金というのは、物を交換できるチケットみたいなものですね。
今は１ドル約１５０円なので、我々は１５０円払って１ドルを手に入れることができます。
海外旅行によく行かれる方は、「外貨両替」という言葉を聞いたことがあるかと思います。
では、この円安が実際に不動産とどのような影響を及ぼすのか一緒に考えていきましょう。
例えば、１ドル＝１００円の場合
3,000万円のマンションを買うには…300,000ドルが必要になります。
次に、１ドル＝１５０円の場合
同じく3,000万円のマンションを買うには…200,000ドルが必要になります。
…あれ？ドルを持ってる人、なんか得してませんか？
さらにさらに、１ドル１７０円の場合
3,000万円のマンションを買うには…176,470ドルになります。
円安になればなるほど、ドルを持っている人がお得に物件を買えてしまうことが容易に想像できますね。
では我々はどうでしょう？
…あんまりメリットを受けられませんね…むしろデメリットの方が大きいですかね？
今後、円安が進んでいくとどうなるか。
強引な論理かもしれませんが、日本人とパイプがある海外の方が、投資目的や投機目的で不動産を購入することがもっと進んでいくのではないかと思います。
実際に我々は福山市、尾道市での不動産売買を行っていますがここ一年で海外の方からの問い合わせが多くなっています。
では今度は逆のパターンを考えましょう。
１ドル１５０円の時に3,000万円の物件を購入して、３年後に１ドル１２０円になったタイミングで2,800万円で不動産を売却する。
どうなりますかね？
【購入時】
１ドル１５０円で3,000万円の物件購入→200,000ドル…①
【売却時】
１ドル１２０円で2,800万円で物件売却→233,333ドル…➁
➁－①で33,333ドル得したことになります。
これは簡単な一例ですが、こんな簡単に投機ができてしまいます。
https://toyokeizai.net/category/real-estate-article
⇧不動産に関する記事が書かれています。
話があちこちに行ってしまっていますが、
これから海外の方が不動産を購入することが増えてくるかもしれません。
実際に都心部ではそのような流れが来ているみたいです。
そうなると、多少高くても物件を購入してくれる人が増えてくるので、住宅の値上がりも今後発生するかもしれません。
弊社での査定は、取引事例のほか、路線価からの査定を行っているので、相場より高くなることはあまりありません。
この物件は本当にお買い得なのか？など、実績・実務・実例からお話出来るので、ぜひ弊社にご相談ください！
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ＬＩＦＵＫＵ福山売買センター
中国バス不動産株式会社
ＵＲＬ：https://www.lifuku-baibai.com/
ＴＥＬ：084-999-3603
住 所：福山市御幸町上岩成856-1
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