気が付けばもう一月が終わって二月になりましたね。
今年もあっという間に終わってしまいそうな勢いです…
さて、本日は住宅ローンの現況についてお話しさせていただきます。
住宅ローンと聞いて思い浮かべるものと言えば・・・『金利』
昨今の情勢を鑑みると、やっぱり気になるのが金利の上昇ではないでしょうか。
お支払いにも直結しますし、不安になりますよね。
まずは金利の種類についてお話します。
金利の種類は大きく分けて以下の二つに分かれます。
1.変動金利
定期的に金利が見直されるタイプ。金利が低いが、将来的に金利が上がるリスクあり。
2.固定金利
ずっと金利が同じタイプ。金利が高いが、ずっと一定なので安心。
※ただし、5年や10年など一定期間だけ固定になる「期間選択型固定金利」というものもあります。
変動と固定の二つの金利ですが、金利の決まる基準も異なります。
変動金利:短期プライムレートが基準
→日銀の政策の影響を受ける(金融緩和政策によって10年以上変化がない)
固定金利:長期金利(10年国債の利回り)が基準
→主に市場の動きから影響を受ける
※銀行やお客様によっても金利は変わります
ここで近年の金利の動きのお話ですが、日本の10年国債の利回りは増減を繰り返しており、
現在は緩やかに上昇している状態です。
これによって固定金利の上昇の可能性もあります。
固定金利は上下しやすく、さらには先が予想しづらいといった状況にあります。
一方で、短期プライムレートが基準となっている変動金利においては、日銀は一貫して金融緩和を
続ける表明をしているため、今のところ変化はありません。
しかし、金融緩和のそもそもの目的である『2%の「物価安定の目標」』への確度が高まっている、という
見解が示されたことにより、近い将来金融緩和が解除されて金融引き締めに転じる可能性があります。
その場合、変動金利も上昇することが予想されます。
参考:2%の「物価安定の目標」と「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」
また、現在は超低金利の時代であり、これから金利が上がる事はあっても下がる事はないと考えられます。
そうであれば、今のうちに住宅を購入して返済を早めに終わらせておくのがオススメかもしれません。
今回は住宅ローン、主に金利についてお話しさせていただきました。
他にも不動産でのお困りごと、ご相談などありましたらお気軽にお問い合わせください。
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